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大規模計算クラスタ HPE Apollo 2000

計算クラスタ

大規模計算クラスタは HPE社製 Apollo 2000 (Intel Xeon 2.5GHz/2ソケット(40core)) が142ノード導入されています。

ハードウェア

大規模計算クラスタ Apollo 2000はCPUノード124台(搭載メモリ 384GB) およびGPUノード18台(搭載メモリ 768GB)から構成されています。 どちらの計算ノードも、20コア Intel 64bit Xeon プロセッサ G6248 2.5GHz を2ソケット、40コアを搭載した計算ノードです。

GPUノードにはGPUボードとしてNVIDIA Tesla V100 (PCIe用)(32GBメモリ搭載) が1枚挿入されています。
なお、GPU計算ノードを利用する場合には、専用のバッチキュー(APGキュー)をご利用いただくことになります。

クラスタ構成のシステムは、ノード障害によるシステム全体への影響が最小限にとどまり、保守性が良いという特徴があります。

Apollo2000
CPUノードGPUノード
CPU型番Intel Xeon Gold 6248 (Cascade Lake)
基本動作周波数2.5GHz
L3キャッシュ27.5MB
ノードあたりのコア数40
ノードあたりのCPU理論演算性能3.2TFLOPS
ノードあたりの主記憶DDR4-2933 384GBDDR4-2933 768GB
ノードあたりの内蔵ディスク2TB SAS x2 (RAID1構成)
ノードあたりのGPUなしNVIDIA Tesla V100 32GB x1
OSRed Hat Enterprise Linux 7.6
インターコネクトノード間:
InfiniBand HDR100 (100Gbps)
システム全体のノード数12418
システム全体のCPU理論演算性能396.8TFLOPS57.6TFLOPS
バッチキューQUICK, SMALL, APCQUICK, SMALL, APC, APG
NVIDIA Tesla V100 (PCIe用)
Compute Capability7.0
Micro architectureVolta
ピーク時のクロック1380 MHz
ピーク時の倍精度演算性能7 TFLOPS
ピーク時の単精度演算性能14 TFLOPS
CUDAコア数5,120
相互接続インタフェースPCI Express 3.0 x16
相互接続帯域幅(双方向)32GB/s
搭載メモリ32GB
メモリ帯域幅900GB/s

ソフトウェア

Apollo 2000 で動作するオペレーティングシステムは HPE Superdome Flex (以下 SDF ) と同じく Red Hat Enterprise Linux (RHEL) です。
SDFで利用可能なアプリケーションは、Apollo 2000 でも利用可能です。また、GPUカードを搭載したノードが利用できるため、 GPU対応アプリケーションの実行も可能です。

関連リンク

HPE Apollo 2000
Red Hat Enterprise Linux